慶尚南道の白雲山の20kmある桜並木ツアー (花見編) in 2023年4月

韓国であまり知られてない桜の名所として、慶尚南道(경상남도) 咸陽郡(함양군) 柏田面(백전면)の白雲山(백운산)にある20kmにわたる道路沿いに植わっている桜並木があります。
(ちなみに、韓国では1里は400mなので、20kmは50里になります。)
毎年(とは言ってもコロナ禍で3年間は中断しましたが)、韓国での桜の時期(4月上旬)にここへのバスツアーを企画してくださっている方が今年も開催してくださいました
だいたいの場所については、以前の記事をご覧ください。
ちなみに、ソウルからだとバスで(休憩を含めて)片道4時間弱かかりますね。

先に言っておきますが、2023年の桜の満開は4月頭で、日本と同様、例年より一週間ほど早かったです。
標高差が300mほどあるので、桜の時期にはその中のどこかが満開になるような感じではあるのですが、さすがに今回は桜がかなり散ってしまった状態になってました...
(ソウル市内の各所の桜祭りも、ほぼ桜が散った状態で開催されていました。)
満開の状況のものは、去年の記事をご覧ください。

現地の桜祭りも開催されており、ステージなどもありました。


プロの歌謡ショーみたいなのもや、素人ののど自慢大会みたいなものなども開催されてましたね。

ステージの近くにはテントもあるのですが、それらは屋台のテントではなく、単純にテーブルとイスの設置されたものですね。
無料のお餅も配られてました。

屋台みたいなものは、ステージから少し離れたところに、数軒ありました。

ステージに近いところには渓流があり、その両岸に桜の木やレンギョウが楽しめます。

満開だともっときれいなのですよね...

ちょっとしたオブジェ的なものなどもあります。


雰囲気はありますね。

車を停められる場所やトイレもあり、その周辺も自然がいっぱいで、桜の木も多く植えられています。



一番下の写真はこの桜並木の造成を主導した方の記念碑で、ご本人は故人ですが、横にいっしょに写ってらっしゃる方がご子息の方です。
この方が、毎年の桜の花見のツアーを企画してくださっていて、私個人的にはローンでのテニスつながりで、テニス以外でもよくいっしょに飲んでいたりします。

桜があまり残っていませんでしたが、イベント会場から北のほうへ移動してみた所の桜の状況を少しお見せします。


満開の時期だと、桜のトンネルで非常にきれいな景色です。
この場所では、まだ桜の花が残っていた場所ですね。

天気は良かったので、ゆっくりとのどかな風景を見ながら、散歩にも良い感じでした。



山の麓のほうはほとんど桜の花は無かったのですが、山の上のほうだとまだ少し残っているというような感じですね。



天気と自然の条件に合うかどうかなので、今回はちょっと残念なお花見でした。
前年の桜が満開過ぎて良すぎたというのもありますが。
今回は初参加の方も多かったのですが、来年(も韓国に居る方々は)再チャレンジしてもらいたいですね。
なお、桜の花見だけでなく、地元の美味しい料理なども堪能してきましたので、その内容は別の記事にします。