私の父方の家系のお墓は実家の近くにある「龍泉寺」にあります。(以前の記事)
私の母方の家系のお墓は「高山寺」というお寺にあります。



この高山寺ですが、実は熊野古道が世界遺産になる前からちょっとした観光地でした。


建物とか立派なものもあるのですが、まず、歴史を感じさせるものがあります。
何と、ここには貝塚があります#59140;

今は、きれいに飾られているような感じもしますが#59142;、国指定の史跡です。
この場所で、数千年以上も前から人が暮らしていた、ということですね。#59120;

あと、このお寺には歴史的に有名な方のお墓もあります。
まずは、南方熊楠です。

世界的な粘菌学者で、生まれは和歌山市ですが、人生の後半で研究と生活を行って没した地が田辺市になります。研究した地域が田辺市にある(日本のナショナルトラスト運動の発祥の)天神崎です。

もう一人、有名な方は植芝盛平です。
名前だけだとピンと来ないかもしれませんが、合気道の創始者です#59138;
生家は、私の母の実家のすぐそばだったりします。

このお二人のお墓があるため、熊野古道が世界遺産になる前から、観光バスで観光客がやってくる観光地にもなってました。
ちなみに、母方の家系のお墓は、お二人のお墓の中間ぐらいにあります。
昔、お墓詣りとかしていたとき、観光客の人に「(お二人の)お墓はどこにありますか?」と聞かれたことも多かったです。