2022年7月末から2年7ヶ月ぶりに、3週間の日本への一時帰国をしました。(前半は福岡への出張でしたが。#59142;)
後半の夏休みの期間はちょうどお盆にもなるので、3年ぶり#59138;に実家のある和歌山県田辺市へ帰省しました。#59120;

実家付近も含め、3年ぶりの風景ですので、いろいろと周ってきました。#59126;
まずは、実家のご近所(?)の世界遺産の闘鶏神社です。#59130;


和歌山県には世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」があります。
その世界遺産へ2016年10月に追加登録された一つが、この闘鶏神社です。
私も小さいころからの馴染みの神社です。
場所については、以前の記事をご覧ください。

お参りをした後には、社務所でお守りなども買いました。#59120;

世界遺産でお盆の時期でしたが、行ったときにはほとんど人がいなかったですね。
お正月や夏の祭りのときぐらいしか混んでないとは思いますが。#59142;

世界遺産という意味では、実家のすぐ近くにも世界遺産に関するものがあります。
厳密には世界遺産に含まれていませんが、「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野古道という点では、その一部と為すものです。
熊野古道は、京都から熊野三山のある場所までの経路ですが、その経路上に九十九王子があります。
その一つ、出立王子が実家から近い所にあります。#59130;


見ためには、道端の祠みたいな感じですが...
熊野古道は高野山方面から山の中をずっと通ってくる小辺路、海岸沿いに通る大辺路、海岸沿いに来て途中から山へ入っていく中辺路があります。
ここは、その中辺路と大辺路の分岐点になります。
場所については、以前の記事をご覧ください。

また、出立王子のすぐ近くに、私の実家のお墓のある龍泉寺もあります。#59120;


お寺自体は平安時代からあるので、歴史が長いです。
本堂は外装がきれいになってましたが。#59144;

お寺の名前の言われなどについての説明したものもあります。#59131;

ちなみに、このお寺は何百年も前から「江川に過ぎたるもの」の一つと言われています。

他にも、実家近くの江川町の風景を見てきました。#59126;


江川町の東側を流れる会津川から見た海と山です。
海のほうは、向こう側に観光地の白浜町が見えます。山側ものどかな感じですね。

実家のすぐ近くには、漁港もあります。#59120;


久しぶりにみた懐かしい光景です。

また、実家の真ん前にある町内会館の江川会館です。#59125;

かなり老朽化してきているはずですが、まだ同じものが建ってますね。

海が近いため、南海・東南海大地震が発生した時、津波が最大9mほどになることが予想されています。#59124;
そのため、避難用のタワーも建設されていました。

いちおう、海から離れた山側に行ければ大丈夫なのですが、間に合わないときのためのタワーですね。
ちなみに、建てられた場所は、私が子供の頃には町内プールがあった場所でした。
今となっては子供も少なくなったため、プールが廃止されていたから、場所があったという感じです。