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故郷のお盆の行事と、世界遺産(の一部) [日本::和歌山県::田辺市]

私の実家のある和歌山県田辺市は、お正月よりもお盆のほうが何かとすることがあります。
まずは、お墓参りです。もちろん、墓参り自体は普段でも行いますが、お盆の時期は少し意味合いがことなり、人も多いです。

私の実家のお墓は実家に近いところにある龍泉寺にあります。
入口の門はこんな感じです。
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本堂はこのような感じです。
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(このお寺は、何百年も前から「江川に過ぎたるもの」の一つと言われています。)

親子三代で、お墓参りです。
お盆の時期は、毎日夕方に行きます。
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お線香を焚くだけでなく、小さな松の木も焚きます。

お盆までの1年間に、家族や親せきが亡くなったときは、その盆は初盆です。
私の故郷では、精霊流し的に小さな舟を流します。
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私の妹の旦那さんのお母さんが数か月前に亡くなったので、その初盆で小さな舟を流しました。
妹の旦那さんの実家のある地域は、海から歩くにはちょっと距離があるので、近くの川で流します。(100mぐらい流して回収し、野焼きするのですけども。)
ちなみに、私の実家は漁港の前の地域ですので、海に流します。ただ、最近は漁船に積んで沖に出て流すのですが。(こちらは回収せず、流しっぱなしです。)

最後に、実家近くにある世界遺産を...
和歌山県には、「紀伊山地の霊場と参詣道」という世界遺産に登録されているものがあります。その中に熊野古道があります。
その熊野古道は、京都から熊野三山のある場所までの経路ですが、その経路上に九十九王子があります。
その一つ、出立王子が実家から数分、上にあった龍泉寺のすぐそばにあります。[ぴかぴか(新しい)]
DSC_0028.JPG
場所はこの辺りです。



厳密には、世界遺産には含まれていませんが、熊野古道という点ではそれを構成する一つです[exclamation]
(熊野古道の大半は実は現在は普通の生活道路です。)
なお、この出立王子は、3本ある熊野古道の中で、海沿いを通る大辺路(おおへち)と山へ入っていく中辺路(なかへち)の分岐点になります。そういう意味では意外と意味のある場所なのですね。
ちなみに、小辺路(こへち)は、高野山方面から山奥を進んでいく経路です。

大きな脚光を浴びる場所ではないですが、1000年以上も前からの歴史ある場所が近くにあるというのは、すごいことです。[わーい(嬉しい顔)]

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