ときどき出てくる趣味の本の紹介の記事です。#59142;
今回もお付き合いいただければ幸いです...
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今回、紹介する書籍は、以前紹介した竹林七草 著の「お迎えに上がりました。~国土交通省国土政策局幽冥推進課~」の1~5巻の続きの6巻と7巻です。#59130;

1~5巻の紹介記事はこちらをご覧ください。
途中の巻まではジャンプ+で漫画化もされています。#59125;

今回の7巻で最終巻となりました。#59123;
もっといろいろな話で読んでいたかったのですが、残念ながら、一旦、終了ですね。
いちおう、後に続けていけるような終わり方にはされてますが。#59142;

主人公は女性で、国土交通省の臨時職員募集に採用され、国土開発の妨げになる地縛霊などの立ち退きの対応を行う主人公以外は妖怪だらけの幽冥推進課という部署で、何かしらの未練を残して成仏されずに残られている元国民様を、一人一人の心残りを無くしていくというお話です。#59131;
6巻も5巻までと同様にオムニバス的にいろいろな状況の話で構成され、妖怪や幽霊、地縛霊などが出てきますが、おどろおどろしいものではなく、全体的にはコメディータッチで進むので、掛け合いなども含め、非常に笑える部分が多いです。
それぞれの話の最後には、非常に感動できる泣ける話になっているものが多く、良いお話がいっぱいです。#59119;

6巻の最後で幽冥推進課自体の緊急事態となり、7巻は中盤まで、主人公がそれでも孤軍奮闘するような内容になります。それまでに無かったような展開ですね。#59122;
終盤には、緊急事態となった状況の回収の内容になり、これまでにない手に汗にぎるような展開になります。#59125;
最後には、いつものように泣かせる展開、そして、最終的に幽冥推進課の発展していく内容も出て来て、最終巻だけど、次につながっていくような終わり方にしてくれています。#59120;

正直なところ、これで終わってもらいたくは無い#59138;と強く感じています。
また、しばらくして、続きが始まってくれることを本当に期待しています。#59027;
読み終わった後は、内容としての感動の涙活だけでなく、最終巻ということの残念な思いの涙もありましたね。
本当に、このシリーズは多くの方々にぜひ読んでもらいたいと思う作品です。#59120;
そして、個人的には、この作品がアニメ化やドラマ化、映画化のような映像化もぜひしてほしいというか、ぜひそうなるべきだとも強く願ってます。#59131;

お迎えに上がりました。 6 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)
お迎えに上がりました。 7 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)