韓国で車#58974;を運転していますが、物損事故#59122;のときの対応方法について、記事にしてみたいと思います。
ちょうど先日、貰い事故にあってしまい#59124;、そのときに経験したもので。#59142;
(あとで簡単に説明しますが、人の怪我は一切なく、車にキズがついた程度のものですので、ご安心(?)ください。)

日本では車で物損事故が起こったとき(人損事故でもですが)、警察を呼び、事故現場の確認をしてもらい、保険会社に証明してもらう形になると思います。
韓国の場合、物損事故の場合、警察を呼ぶことはありません。#59144;
基本的に、双方の保険会社で処理をしてもらうような形になります。
警察を呼ぶ場合は、変にこじれてもめてしまったときや大きな物損事故などの場合のようです。
実際にどのように進めていくかというと、次のような感じになります。#59131;

1. お互いの連絡先を交換し、車のナンバーと事故部分の確認、事故部分の写真を撮影します。

2. 加害側で加入している保険会社へ事故の連絡をします。(事故内容、被害側の車のナンバーと連絡先も伝える)

3. 加害側の保険会社から、被害側へも手続き番号が連絡される。

 被害者側が加入している保険会社からも連絡が来る。

4. 被害者側が修理などを行う。保険での支払いのため、修理業者へ手続き番号を伝える。

5. 保険会社から修理費用が支払われる。

変にもめない限りこの流れで終わり、また、現場では 1.だけで終わりだったります。#59142;
もちろん、どちらが加害側になるかなど、微妙な場合には、双方の保険会社での交渉になります。
また、事故の内容によっては、責任割合の交渉が保険会社どうしで行われるのは、日本と同じような形です。

実際に、今回、私の貰い事故での状況を説明します。#59144;
そのときの状況ですが、下の絵のような形でした。

住んでいるアパート団地の駐車場で、2台がすれ違う程度の道路です。
韓国の古いアパートなので十分な台数の駐車場はなく、道の両側に縦列駐車もされています。#59136;
このとき、対抗側で反対向きに停まっている相手の車がありました。(おそらく、人や荷物を下ろすため。)
韓国では左ハンドルで、車は右側通行です。ですので、反対向きなのですね。
私は、その横を通過しようとしていました。
反対向きに停まっている車があったので、すぐ動き出すかもしれない#59138;と思って、その車の後ろで一旦停止し、少し様子を見てからゆっくりとまた発進しました。
そのとき、停まっていた車の助手席のドアが急に開いて、私の車の側面前方に当てた#59132;、ということですね。
当たったときは、ゆっくりと進んでいたのですぐ停まることができました。

ちなみに、そのときの車のキズはこのような感じです。#59123;

凹みはなくて、擦られたような形だけで、塗装をすれば戻るという感じです。

車を降りて確認し、相手がどう出てくるかなと思ったのですが、向こうが平謝りな感じだったので、変にもめなくて良かったです。#59120;
連絡先を交換し、相手が「保険会社に連絡して、手続き番号をお知らせします」ということも言っていましたので、そのときはそれで終わりました。
そして、相手の方はすぐに対応したようで、相手の契約している保険会社からすぐに手続き番号がカカオで届きました。#59125;

こんな感じです。
リンク先では、事故についての相談窓口や写真や動画の登録ができるようになっていたりもします。
いちおう、私もキズの部分の写真を登録しておきました。
また、修理したときに、修理業者の連絡先などを登録したりもできます。

その後、私の車の保険会社からも電話で連絡がありました。#59131;
そのときは、人身事故ではないかの確認や、怪我がなかったかの確認ですね。
別の日には、相手の保険会社から、代車を利用するかどうかの問合せもありました。車に乗らないといけない用事は特になかったので、代車は利用しませんでした。

塗装の修理については、いつもの日本語の話せるディーラーさんにお願いして、手配してもらいました。#59120;
そのときは、業者さんが家まで車を取りに来てくれて、塗装後に持ってきてくれました。#59126;
その業者さんも仕事が早くて、夜に取りに来て、翌日の夕方に持ってきてくれるという感じでした。

私としては日本では保険会社にお世話になるような物損事故などは経験はありません。
韓国では何度か貰い事故としての物損事故はありますが、すべて駐車中で誰も乗っていないときだったのですよね。#59142;
そして、今回は初めての運転中の貰い事故でした。#59124;
誰も怪我が無かったのが、不幸中の幸いでした。#59125;