2018年6月下旬のシンガポールへの出張の目的は、オープンソース系の国際ワークショップへの出席です。
つまり「ROS-Industrial Asia Pacific Workshop 2019」です。

去年も参加しました。
私自身はソフトウェアの研究者・開発者なので、オープンソース系イベントは学生のころにもよく行ってましたので、こういうのは楽しいですね。
趣味で来たのではなく、いちおう仕事にも関係する内容ですので...#59142;

ROS」(Robot Operating System)は、ロボットを制御するためのフレームワークで、オープンソースということもあり無料でソースコードまで手に入れることができます。#59125;
ロボットと言いましても、二足/四足歩行やアームを動かすロボットだけでなく、自律移動する車両(AGV: Automated Guided Vehicles)やドローンなどのような飛行物体(AGP: Automated Guided Plane)なども含まれています。

そのROSを産業用ロボットの分野に応用することを目的としているのが「ROS-Industrial」です。#59131;
企業や研究組織を中心としたメンバで構成されていますが、ここでの成果もオープンソースなどで公開されています。
このROS-Industrialは世界の地域ごとに分けられた分科会もあり、その一つが「Asia Pacific」です。#59126;
なお、Asia Pacificで中心的なメンバがシンガポールの方々、ということになります。
いちおう、私の会社も会社としてROS-Industrialのメンバとして参加しており、私自身も仕事で関わっています。
そのWorkshopの今年の開催という形ですね。

会場は、去年同様、南洋理工大学の敷地内にある ARTC (Advanced Remanufacturing and Technology Center)です。#59120;


今回は120人ほどの参加者で、去年よりも増えてました。
また、参加者の出身国も去年より多いようです。
場所については、前回の記事をご覧ください。

企業や組織からの技術的な発表やスピーチなどで構成されています。

両日の昼過ぎに1時間ほど、実機でのデモなどの時間もあります。

国際的なワークショップの場合、企業がスポンサーで入っているとノベルティがもらえたりします。#59130;

去年よりも数が増えてます。#59125;
Tシャツは、参加申し込み時にサイズを登録してあります。#59144;

朝には、軽食程度も用意されています。#59126;

また、2時間ごと程度にBreak Timeもあり、軽食や飲みものをつまみながら、フリートークする時間も用意されていました

お昼は、ケータリングされたビュッフェです。#59120;
一日目のお昼はこのような内容でした。


中華っぽい感じもありますが、味付けは東南アジア的な感じのものもありますね。

二日目のお昼の内容はこのような感じでした。


色合いは似たような感じに見えますが、いちおうメニューとしては異なる感じでした。

新しい話自体はそれほどありませんが、いろいろな状況などの実際のところが聞けたりして、なかなか有意義でした。#59125;
去年は日本人が他に5人ほどいらっしゃいましたが、今回は他には3人だけでした。
でも、このWorkshopもそうですが、シンガポールも英語が通じるので、シンガポール滞在中は頭の中が英語モードでフル回転でしたね。#59144;