たま~に出てくる趣味の本の紹介の記事です。#59142;
自己満足の記事ですが、今回もお付き合いいただければ幸いです...
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今回、紹介する書籍は、辻村深月 著の「かがみの孤城」です。#59130;

以前、アニメ映画化したものを韓国で見ました。(そのときの記事は、こちら。)
日本での映画の評判を知って、まずは小説で読もうと海外からAmazonの通販で買いました。#59144;
読もうと思っていたら、先に韓国での映画の上映があり、映画のほうを先に見てしまいましたが。#59142;
もちろん、原作の小説のほうも、日本ではかなり評判が高いですね。#59125;

主人公は、不登校になってしまった女子中学生。#59124;
引きこもり状態だったときに、自分の部屋の姿見の鏡が光り出して、その鏡の中にある孤城に導かれます。#59126;
そこには、他にも同様に不登校で引きこもり状態の中学生たちが居て、彼らと日本時間の昼間にいっしょに時間を過ごし始めます。もちろん、行かないときがあっても問題ないとというところです。
ただ、その期限は3月30日まで。そのときまでに、孤城の中にある「願いの鍵」を見つけられた1人だけが願いの部屋へ入り、どんな願いでも叶えられるが、孤城から出たときに全員の記憶が消えるという決まりがあります。
また、孤城にいれるのは、一日のうち、朝9時から夕方5時までで、5時を過ぎると、その日に孤城に居た全員がオオカミに喰われるという決まりもあります。#59122;

映画と同様に、中盤まではゆっくりとした感じで、多少問題などをはらみながら進むという感じでした。
小説の場合は、映画の終盤が本のページの半分ぐらいなので、じっくりと読み進めます。
全体的に映画の内容と大きくは同じで、よりも細かい部分の描写があるというような感じでしたね。#59131;
小説のほうが、最後のほうでの登場人物間のつながりで、さらに感動できるシーンもありました。映画でも出てほしかったなと思う部分でしたね。#59132;
でも、やはり、涙腺が刺激される内容というのは変わりがなく、とても良い内容でした。#59125;
評判通り、映画もですが、かなりオススメできると思います。

「かがみの孤城」
単行本
・文庫本: