ときどき出てくる趣味の本の紹介の記事です。#59142;
今回もお付き合いいただければ幸いです...
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今回紹介する小説は、暁 佳奈 著の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン エヴァー・アフター」と、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン ~ラストレター~」 です。#59130;

以前、上巻/下巻/外伝についてご紹介しました。(そのときの記事は、こちら。)
上巻/下巻/外伝は、表紙や挿絵などのきれいな絵のほぼそのままでアニメ化や映画化もされました。
映像もそうですが、表紙や挿絵からかなり女性向けの内容に見えるかもしれませんが。#59142;

原作は、京都アニメーションが開催している京都アニメーション大賞の第5回の大賞作品です#59140;
なお、これまで10回開催されていますが、大賞をとったのはこの作品のみです。
また、書籍自体はKAエスマ文庫から出版されていますが、売られている書店も限られています。上巻/下巻/外伝はAmazonでも扱っていますが、エヴァーアフターはKAエスマ文庫からのみ販売され、ラストレターは受注限定生産#59122;でした。

内容としては、上巻/下巻/外伝同様にオムニバス的な話が出てきます。

●エヴァーアフター
 上巻/下巻/外伝とはまた別の外伝的な内容のオムニバスです。#59131;
 自動手記人形の仕事としての出先で出会った人との話や、元上官との再会した後の時期の話などがあります。
 外伝に近いような内容ですが、良い話がいっぱいです。#59126;
 ヴァイオレットエヴァーガーデンの書籍としては、上巻/下巻/外伝とこれを合わせた4巻で完結になります。

●ラストレター
 元々は劇場版の映画館での公開時に入場者特典として配布されたものと、DVD/Blu-rayに封入されていたもの、そして、新作書下ろしをまとめたものです。
 映画自体は韓国で見れましたが、入場者特典は無かったので、とてもありがたかったです。#59120;
 ただ、完全受注生産だったので、ネットで発注して、コロナ禍が落ち着いてきて一時帰国できたときに、実物を手に取ることができました。#59142;
 内容としては、これまでのいくつかの話の後日譚や、「もしも~だったら」のようなことから始まる内容のものですね。
 本編とはまた違う感じの構成ですが、良い話ばかりです。#59125;


これでヴァイオレットエヴァーガーデンの話は終わりのようです。#59123;
まだまだ読みたいと思えますし、非常に良質な内容なので、非常におすすめします。#59120;
そして、やはり涙腺崩壊できる内容が多いので、涙活にも良いですね。