今回のコロナ禍で、韓国でも国民に交付金のようなものの支給を行うときがあります。#59131;
韓国は国がまとめて行うのではなく、特別市や道レベルでの自治体で対応しています。
私が住んでいるのは京畿道なのですが、1回目の支給のときには在住外国人には支給がありませんでした。#59124;
(ソウルでは永住権を持っている外国人には支給されました。)
そして、今回、京畿道で2回目の支給が行われているのですが、それは在住の外国人にも10万wonが支給されることになりました#59138;

支給してもらうためには申請が必要で、その期間は2021年2月1日から4月30日までです。#59126;
なお、3月14日まではオンラインでの申請も可能なのですが、実は外国人の申請は4月の間だけ可能なため、申請は窓口で行う必要あります。#59143;
また、3月までは窓口の申請は土曜も可能だったのですが、4月から平日のみ...#59123;
(なんというか、悪い意味で韓国らしいというか...)

とりあえず、平日の出勤前に行けそうな日があったので、窓口に申請に行きました。#59120;
どこの窓口でも良いわけでなく、居住地の管轄となる行政福祉センター(洞事務所)へ向かう必要があります。
私の場合は、亭子洞行政福祉センター(정자동 행정복지센터)でした。#59130;

入口は、写真の丸で囲んだところにあります。
以前、亭子に引っ越した時に住所変更のために来たことがありましたが、建物が新しくなってました。
家のすぐ近くに亭子2洞行政福祉センターもあるのですが、そちらは管轄が違うのでダメでした。#59142;

場所は、亭子駅1番出口から15分ぐらいのところにあります。



建物の入口に、災難基本所得の立て看板もありました。#59131;


中に入ると、手続きの場所への案内表示もあります。#59125;

ここの行政福祉センターでは3階にある多目的室ですね。
矢印の先にエレベーターがあるのですが、この左奥には階段もありました。

多目的室に着くと職員以外は誰もいませんでした。#59144;
まずは、申請用紙の記入を行います。#59131;

ちなみに、右が韓国籍の人用で、左が外国人用です。
最初、係員の方が私に韓国籍の人用を渡してきたのですが、外国人ですと言って、外国人用をもらいました。#59142;
内容的には、名前と住所と電話番号ぐらいで、あとは同意欄のチェックですね。

外国人登録証も渡して手続きをしてもらって完了です#59138;
完了するとカカオで次のようなメッセージもきました。


また、支給は現金や振り込みではなく、京畿道では京畿道災難基本所得カードというクレジットカードようなもので支給されます。#59130;
手続きしてもらってすぐはまだ支給金額はないので、利用できるのは後日です。(ちなみに、翌日のお昼前に入金されました。)


裏面には、カードの番号や有効期限などが書かれています。
ただし、京畿道での加盟店でのみ利用でき、今回の支援金自体は6月末まで有効です。

手続き完了後にカカオで届いたメッセージにもリンクなどがあるのですが、このカードを管理するアプリとして、京畿地域貨幣(경기지역화폐)アプリというものがあります。#59131;
アプリの内容とほぼ同等なWebサイトも用意されています。


これを利用すると、カードの利用履歴や残額、利用可能な加盟店の検索などが可能になります。
また、このカードを利用した所得控除も、アプリやサイトで申請しておくと、年末調整のときに対応してもらえるようになります。
あと、カード利用時のインセンティブなんてのもあるようです。#59125;

加盟店を調べてみると、飲食店などは軒並み利用できそうです。#59120;
ファーストフードやコンビニも、半分ぐらいは使えるような感じでした。
10万wonなので贅沢に使えるような金額ではないですが、外食などで利用できるのはありがたいです。