ウォーキングスルー方式でのコロナ検査(2回目) @ 野塔駅

2021年3月8日から22日までの間に、京畿道内にある会社に勤める外国人はコロナの検査を受けなければならなくなりました。(理由などは後述。)
ということで、韓国で予約なしに無料でPCR検査を受けれる臨時選別診療所としてのウォーキングスルー検査(워킹스루 검사)を受けてきました。

入った所は、以前と同様に、野塔駅4番出口出てすぐの広場にあるウォーキングスルーの臨時選別診療所です。

土曜の午前の開始20分前に行ったのですが、すでに列が長くなってました。
ぱっと見たところでも、並んでいる人に外国人が多いですね。
場所については、以前の記事をご覧ください。

ここの検査所の検査時間などの情報があります。

症状のある人や感染者との接触者、海外からの入国者などは(臨時ではない)保健所や選別診療所で検査してくださいということも書かれてますね。
ちなみに、野塔駅だと、この場所のすぐ近くに保健所や検査のできる病院もあります。

検査が始まってからは、思ったよりも順調に進んでいきますね。

列のある程度のところから、スマホなどで事前に検査する人の情報の入力を行います。
このときは、韓国語のわからない人やスマホのない方のために、案内する人のスマホで代わりに入力することもしていました。

検査の直前に、検査する人の確認と検査キットを受け取ります。

ここの入口に「外国の方は必ず知らせてください」と書かれた貼り紙がありました。
今回の外国人の検査のことですね。
アルコールで消毒し、片手にビニール手袋をはめて、それの手でキットを持ちます。

検査は鼻の中に入れるほうの検査です。

マスクから鼻だけを出して、鼻の奥をぐりぐりとされます。
痛さはそれほどではないですが、妙な違和感がありますよね。
検査結果は48時間以内に出るということになってます。
私の場合、翌日の午後3時ごろに陰性の結果がSMSで届きました。

なお、今回、京畿道内にある会社に勤める外国人がコロナの検査を受けなければならない理由ですが、京畿道内にある会社の外国人宿舎でクラスターが発生したからだそうです。
だから、外国人に検査を受けさせるというのは、かなりお門違いですよね？コロナは国籍や人の(偉いなどの)立場にはまったく関係なく襲いますから。
そして、京畿道に限らず、仁川や他の道でも予防的措置として同様な指示が出ています。ソウル市でも指示が出ました。「予防的」の対象が外国人というのは、考えてもらうとわかりますが全然関係ないことです。
これらはきつい言い方をすれば、外国人差別とも言えます。ただ、韓国だと行政レベルでも、ちょいちょいこのようなことが大なり小なりあったりします。
今回は、ソウル市での指示は、在韓の米国大使館や英国大使館からの講義で撤回されました。
いつも不思議に思うのですが、韓国の方々がこのような問題に事前に気づく方がいないのかなと。
(自分たちが差別を受けると、かなり騒ぎ立てたりしますけどね。)