日本での手続き(仕事での渡航の場合) - その2

日本での手続きとしては、通常の国内での引っ越しでも似たようなものもあります。
特別なものとしては、住民票と国民年金と健康保険でしょうか。

住民票は、そこから抜くかどうかです。なお、本籍は何もする必要はありません。
住民票から抜かなければ、役所での手続きは特にありませんが、日本国内での税金などの費用が発生します。
抜いた場合には、日本国内での税金などの費用は発生しなくなりますが、健康保険などが同時に加入できなくなり、印鑑証明が無効になる、などの状態になります。
それぞれ、一長一短ですね。

私の場合、韓国の企業への赴任なので、日本の厚生年金からは外れることになります。
日本の年金を継続する場合には国民年金になります。
また、住民票から抜いた場合、継続するには任意加入の手続きが必要です。(そうでないと、もらえるときに額が減る。)
私はこれの手続きを行いました。なお、銀行引き落としの手続きもしてあります。

韓国でも年金と健康保険はあります。
年金は、10年間納めればもらえるようになるそうです。(日本だと25年ですよね。)
健康保険も同様で、個人の負担割合は日本と同じそうです。

あと、運転免許は、まずは国外運転免許証をもらいました。
有効な運転免許証があれば、警察署や免許センターで申請すればもらえます。申請には、パスポートと写真(5x4cmサイズ、通常の運転免許用サイズと違うので注意)が必要です。
免許センターでは即日ですが、警察署の場合、2週間ほどかかります。
また、有効期限は1年です。

韓国で長く住む場合には、免許の切り替えというのもあるそうです。
切り替えと聞くと、日本で運転できなくなりそうなイメージはありますが、日本の有効な運転免許証があれば、それと同等な韓国の運転免許証を用意してもらう、という感じです。
これの手続きはまだしていませんが、したときに書くことができればと思います